UNCRDは、岐阜県と共催で「清流の国ぎふ」SDGs推進セミナー」を開催しました。新型コロナウィルス感染症による非常事態宣言の解除後、初となる本イベントは、会場内の消毒に加え、参加者の健康確認や入場制限など、感染拡大防止に配慮して行われ、岐阜県内の企業関係者など約100名が参加しました。
第1部では、UNCRDの遠藤所長が「地域で進めるSDGs～新型コロナと共に歩むSDGs達成に向けた挑戦～」と題し、講演をしました。UNCRDの紹介から始まり、SDGsに関する国連の思想や取組み、また日本政府の取組みについて紹介をしました。加えて、新型コロナウィルス感染症の世界の動向と主な政策課題にも触れました。続いて、リコージャパン株式会社岐阜支社と和光会グループの２社が、企業としてのSDGsの取組事例を発表しました。
第２部は、事前予約制の「相談会」を開催しました。UNCRD、岐阜県、国際協力機構（JICA）でそれぞれ相談ブースを設けて、参加者からの質問に応じました。UNCRDは、企業や自治体からの質問を担当し、新規事業への助言や関連する情報の提供などを行いました。
こうしたセミナーは、今年度、岐阜県内の他圏域でも開催を予定しており、今後ますますSDGsの取組みが岐阜県内において加速することを期待します。